室内はすこし押えた自然光と薪ストーブとで
自然な明るさと暖かさとを
自然な明るさと暖かさとを
二階の天井を剥がし
美しく磨いた曲がり梁をあらわしに
美しく磨いた曲がり梁をあらわしに
外壁、古建具、床の間、縁側の天井など、家の表情となる部分には古い風情をそのまま残しつつ、古民家のウィークポイントを解決した、昭和初期の古民家の再生事例です。古民家暮らしのネックとなりがちな暗さと寒さは、1階中央の天井をスノコ状の吹き抜けにすることで、1階奥にまで光を、2階には薪ストーブの暖気を届かせる工夫をしました。また、椅子中心の現代の生活に合うよう、一部に和室を残しつつも、多くの部屋は無垢の厚板張りにしました。もとの玄関を横にずらして下屋に増築し、それでできたスペースは薪ストーブエリアとなりました。