丸い柱を巡る方形の螺旋階段は
意外とのぼりやすくて好評です
意外とのぼりやすくて好評です
あたたかみのある杉板と
漆喰の白とで仕上げた室内
漆喰の白とで仕上げた室内
木が大好きな建主さんのために、木をふんだんに使った「板倉構法」の家を作りました。柱と柱の間についた溝に板を落とし込む構法で、耐力壁であり、防火構造にもなっています。趣味の自転車整備や、物干しのスペースとして、軒下をうんと広くとりました。壁で、通りからの視線をブロックしてあるので、いろんな物を出したままの外出も気軽です。三重は台風の通り道になりやすいので、開口部は全て雨戸を立てられるようにし、雨戸を仕舞う戸袋も外壁も全て、板を横使いにして少しずつ重ねながら張る「下見板張り」としました。三重県と周辺の山のスギやヒノキの天然乾燥材を大量に使用した長期優良住宅として「地域型住宅ブランド化事業」にも採択されています。