深く出た軒が美しい
玄関の景色
玄関の景色
庭師さんの家らしく
「あずま屋」風に仕上げた二階の天井
「あずま屋」風に仕上げた二階の天井
庭師さんの自邸ですので、室内からの庭の眺望を計画の最優先課題としました。奥に向かって鍵型になった敷地に対し「くの字」に建物を配置、その内側に当たる庭に面して、低い軒をひと続きに巡らせ、奥行きのある広がり感を実現しました。縁側には内土間をもうけ、育苗や苗の移植など、雨天時の自宅仕事ができるようにも工夫してあります。内土間からは、仕事から帰って汚れた衣服のまま洗面に上がることができます。
二階各部屋の上部は、かぼちゃ束による「あずま屋」風の方形屋根になっていて、不思議な浮遊感を演出しています。